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※2010/07/13一部加筆訂正 |ひーたん生誕祭2010 2010.06.27|特集&読み物TOPへ戻る


 

 

 

ひーたん生誕祭2010

 

 武蔵野の面影残る吉祥寺・・・・。サブカルチャーの発信地として、ライブハウスやミニシアターなども点在し、吉祥寺ならではのショップや、直接行くことはできなくてもアニメやゲーム、漫画などメディア系の制作会社なども多く存在する地区です。そんなワクワクがいっぱいつまった吉祥寺の中の名門ライブハウスの一つ、それが、今回の舞台となるSTAR PINE'S CAFE(スターパインズカフェ)です。吉祥寺から最先端の情報を発信すべく世紀末に誕生し、これまでに数々の有名アーティストが登場しています。

 2010年6月27日、『ひーたん生誕祭2010』は、その日、そこで行われました。

 『ひーたん生誕祭』とは、年に一度行われるバースディ・ワンマンライブです。私たちにとっては、素晴らしい「楽曲」の数々を披露して癒してくれる歌姫・ホリカワヒトミがこの世に生まれてきてくれたことを祝福する日であり、ひーたんにとっては、うたの国のお姫様として、生きとし生けるものの為に歌うよう生まれてきたことに感謝して行われるビッグイベントです。今年で3回目となりますが年々パワーアップし、今回の生誕祭は特に、最高のステージでした。行けなかった人は残念ですが、大丈夫! きっと来年は、またもっとビッグになってひーたんは降臨することでしょうから・・・・。

 構成は一部、二部からなる二部構成です。第一部は“3rdアルバム”を中心とした、発達障害の発覚と、それ故に人に理解されず、時にバカにされた苦しみと、葛藤、叫び・・・・、そこからの理解と新たな勇気を得るまでのストーリー仕立て。これまでのライブやストリートではあまり披露したことのない楽曲も多く、かなりライブに通い詰めているコアなファンにも新鮮に楽しめたことと思います。


 第一部の最初の曲は『私のためにうたう歌2009』。1stアルバム『私の心 嘘だらけ』の最後の曲のリメイク版であり、昨年の生誕祭のエンディングの曲。“苦しみも多くてやっかいで大変なところもあるけれど、それがステキな人生を運んできてくれる、だからこんな人生、誰にもあげたくないよ”というメッセージを込めたアレンジ。そして時は多少前後するが、あの時確かにひとみちゃんは思った。「私特別じゃない、やっと普通になれると思った」と。−だからこそ、その垣根を取り払ってありのままの自分を晒しみんなのところに飛び込むことによって、どこにも段差のない普通の世界が広がっていると信じた−。
 けれども、ふと、あたりを見回すと何かが違う。そこから二曲目の『ねじれの世界』へ移ります。「やっと普通になれると思った(略)、段差なんかどこにもなくって(略)、でも少し違うみたいだ(略)・・・・」。自分も普通なんだと思ったら、何かが違う・・・・、アスペルガー症候群の発覚を自覚してからのひとみちゃんの曲。「どれだけ説明しても(略)・・・交われないねじれの世界」・・・・。いよいよ不思議の世界に足を踏み入れてしまった・・・・、そんな導入部の曲でした。
 3曲目・・・・いきなり強烈な『教えてください人間様』、CD版の10割り増しの超ド級のアレンジでした。怒りの頂点から振り下ろされるひーたんの声は体の真髄までをも震わせました。この曲に限らず3rdの曲って、すごく難しい曲が多いのです。ひーたん自身、作ったはいいけど手弾きするのに猛特訓をしての披露です。怒りもパワーも美しさも絶好調の出来ですね。
 4曲目『侵略』・・・第一部の“展開”部分でしょうか、ストーリー性もあり、音響、照明ともに光っていました。「あぁ、このまま私自身も、この大きな圧力に押され、シンリャクされるの? 消えてしまうの? Ah...」。かなり、劇的な展開ですね。

 

 

 5曲目『どうしてわかってくれないの?』。この曲は、何度聴いても切ない・・・・。「気持ちがあるけど、失敗するから、あなたの心に届かない。何度も何度もトライをするけどカタチにならないこの気持ち・・・(略)あのコの気持ちはカタチになるからわかりやすいかもしれないけど、どうか見捨てないで、私の これまで あなたはわかってくれたじゃない。どうしてわかってくれないの? ずっと味方でいてほしかったよ、どうしてわかってくれないの? 大事な人が・・・ 大事な人がまた離れてゆく・・・」。ひーたんにとっての人生の中の一コマから生まれた曲ではありますが、誰にでもそんな経験って結構あったりしませんか? それって「恋」や「仕事」、「親子関係」や色んなシーンでそういう経験ってありませんか? ひーたんの曲って、苦しかったり哀しかったりすればするほど美しく聞こえるのです。実際、「苦しみや哀しみは全て栄養分になってるからね」というひーたんですが・・・・、ひーたんが美しい曲を歌い続けるには、苦しみ続けなければいけないのでしょうか(汗 でも、それって、特別じゃなく、誰にも言えることかも知れませんね。

 6曲目『わかっちゃくれない森』・・・・。第一部のクライマックス近し。「救いを求めて彷徨い続けた 人間(みんな)の棲む世界・・・何処に? (略) 教えて普通を、常識とは何? 私にとっては凶器 (略) 息ができない苦しいよ (略) 私の世界は 誰にも見えないの? 答えをください・・・誰か・・・」、これももの凄く苦しくて痛い曲ですね。でも、ひーたんのファンにとっては、いつもこんなにもひーたんのことを愛して止まないないのに、「あなた(ひーたん自身のこと)の気持ちなど誰にも届きはしない」と歌われるのも痛いねぇ。客席からの熱気が、「こんなにも、こんなにもあなたのことわかっているよ、どうして届かないなんていうの、ここにいるよ、ここにいるよ」と、誰も声にはしないけど聞こえてくるような気がしました。

 


 7曲目、いよいよ来ました、第一部、最大のクライマックス『最初の人』です。3rdアルバムに近いアレンジで、3rdでの仕掛けがここでまた新鮮な輝きを増していました。この曲までくると、やっと闇を抜けて輝けるひーたんの世界に、色とりどりの艶やかさをまとった幸福が訪れるのを実感します。ファンの中には「誰だ、最初の人って」、「オレか?」、「オレか?」という邪推を呼ばないでもないのですが・・・、それは誰でもいいじゃないか・・・、「この世界に 私のすぐ近くに あなたがいてよかった」・・・、ひーたんのライブでこの曲を聴く人こそが、ひーたんにとっての「最初の人」と言えるんだから。そしてひーたんを愛する多くの人にとっての最初の人は、ひーたんその人なのだから。

 


 

 8曲目、『いくじなし』。手弾きなしの、マイクを持っての熱唱でした。それ故に、全身全霊でもってコトバとココロが降ってまいりました。

 

 「−命切れるその時まで 人は死なないようにできているんだ 死ぬことのできないイクジナシは生きていくしかないんだ それが定め− マンションの屋上にたどりついた私を待っていたのは いつも そんな答えだった」。

 

 多少背景を知らないと真意がわからないかも知れないので少し補足します。まわりから理解されず、時にヒドイコトバを投げかけられ、死を決意してマンションの屋上に駆け上がったこともあるひとみちゃんの、死にきれなかったことを綴ったのがこの曲です。「−生き難い世の中では苦しいことばかり続くけれど ひとつひとつ乗り越える度 生きている! と、心から感じられる− (略) 本当は死にたくないよ!!! でなければ 死にたいと叫ばない 消えなくて済むなら・・・と、救いを求めてるの (略) いくじなしは、死ぬことをあきらめた戦士なんだ」。実際に自分自身で命を絶ってしまう人も多いし、その中の誰もが本当は死にたくなかったかも知れないし、本当に死にたかったのかも知れない。でも、いくじなしでも、みっともなくても、格好悪くてもいいから、生きていてくれる人にアリガトウをいいたい。どんな誰でも。クライマックスの後の大団円!!!!!

9曲目、大団円の後にまたキター! 『存在』、ライブでもおなじみの人気曲、2nd収録の曲ですね。「みつめて みつめて その目で もっと 私の 存在 肯定させて おねがい おねがい このまま ずっと 私の 心臓 つかんでいてね 私を信じるには あなたが必用 〜」。これまた、何度も聴いていますが最高のパフォーマンスでした。


 

 そして第二部。第二部1曲目は、オープニングの『贅沢モンのDADADANCE』。ライブでもおなじみのカラオケにもなっている人気曲からの始まり〜。第一部では、ひーたんのライブの中では「語り」が結構少なめで、楽曲中心の展開でしたが、第二部は、CD未収録曲と、いよいよ発表される「新曲」を控えて、楽しいトークも交えながらのちょっとラフな展開でした。お衣装も、第一部の「うたの国のお姫様」系から、ちょっと小粋な感じに変わりました。

 

 第二部2曲目、『笑顔』。これ、未収録ながらライブではかなりの人気曲ですね。私も大好きな曲です。

 第ニ部3曲目、『僕は枯れなかった』。これも未収録曲ですね、ライブで直接聞くのは始めてでした。とてもメロディアスな曲で、ちょっと切ないけど、力が湧いてくるそんな曲です。

 第二部4曲目、『その時〜消え行く想い〜』、はじめて聴く曲でした。うまく感想が書けない・・・というか、曲をいっぱい聴き過ぎて、もうひーたんの気持ちと歌があふれかえって・・・・、頭も心もくるんぐるん状態でした。

 気を取り直して、第ニ部5曲目、『灯して。』これも未収録の、わりと新しめ目の曲。ライブで聴くのははじめてで、「大切な人やペットを亡くして悲しみにくれている全ての人贈られたひとみちゃんのメッセージ」を込めた曲です。「死」というものは、時に「命の大切さや、輝きを教えてくれる」ものです。悲しいけど、愛しい・・・。人にはそういう「心」があることをそっと語りかけてくれるそんな曲です。


 そして第二部、6曲目。いよいよ登場の、新曲『また会おう?』です! ストリートでのひとみちゃんとリスナーとの出会いを背景にした楽曲ですね。一期一会をキラキラと描いた気持ちいっぱいの曲でした。「−心の闇をどれだけ開いてもあなたは暖かく包んで信じてくれた−」・・・、私も含めてひーたんを応援している人の多くって、心の闇の部分を持っているか、わかってくれる人だよね・・・。「誰だって、心に闇って持っている」かも知れないけど、もう少し深い部分の「闇」を持っている、知っている、わかる、感じられる、共鳴できる人だよね。だからこそ、「小指をギュッと握って、また会おう? ねぇ・・・約束・・・して・・・。」って言えるのでしょうか。

 そして、第二部終演間近に観客席から飛んだ“アンコール”!!! 『遠くにいるあなたへ』・・・・。これは、ひとみちゃんがお母さんに宛てて書いた曲です。会場には、もちろん「お母さん」と「妹」もいます。その空間で聴く『遠くにあるあなたへ』は、ものすごく劇的で、それを聴いているお母さんの気持ちってどんなでしょうかね。私は、前日当日と、ひとみちゃんのお母さんともご一緒させていただきましたが・・・そこは未知の領域です。でも、そこには「無償の愛」が溢れまくっています。自分自身、お母さんには世話かけっぱなしなので、涙なしに聴けません。


 あぁ、凄かったぁ! これまでのライブの何倍も見応え聴き応えありました。また、これはひーたん自身もさることながら、STAR PINE'S CAFEスタッフさんの素晴らしさも実感しました。さすが名門ライブハウスだ! 音響も照明も堀川ひとみワールドの素晴らしさを本当によく引き出してくれました。これぞプロのワザってところでしょうか? まずは音響、地下二階に位置するステージに対して、客席は地下二階と地下一階の立体構造。そのどこからでも最高の音環境で聴くことができる素晴らしい音響でした。名門ライブハウスのプロの音響が上手いのはあたりまえなのかも知れませんが、ひとみちゃんのライブは、グランドピアノとトイピアノ(この音響が結構難易度高い)、そしてアカペラの途中からBGMが入るなど複雑な仕掛けたっぷりの演出だったのですが、見事に応えてくれました。そして、照明。これがまたスゴイ。とにかく“メッセージ性”の多い「うたモノ」中心のひとみさんのライブの、細部にわたってきめ細やかな照明が、光り輝くひとみさんを更に光の中へと、私たちも一緒に誘うようでした。コンピュータ制御とかも使っているんだと思いますが、これまで(前職は東京で舞台関係の仕事をしていたので)色んな照明観てきましたが、最高の域ですね。


すでに、次の箱ライブで更なる「新曲」を発表したひーたん(私はまだ聴けてないが)。これからますます、邁進していくことでしょう。ストリートにて、箱ライブにて、地方ツアーにて、これからも応援していきます。

文:ぷぷちゃん 写真:megumi

 

 

 

 


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